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GaRiYa Essay

野良猫の夢(ムー)Vol.10(通算Vol.301)〜マイ スウィートライフ ウィズ キャッツ〜

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    ちょっとした用事で、某鑑定士さんのサロンを訪れた時だった。
    「シルクちゃんファミリーの最後の一匹だったドタが…とうとう…死んでしまいました…(ウルッ)」
    すると彼女、
    「いや、黒い猫が見えますよ…白も少し混じってますね…シルクちゃんにご縁のある猫です…思い当たる猫がいるでしょ?」
    要するに狎犬泙貶僂錣雖瓩世函
    似ても似つかないが、野良猫の夢(ムー)が、とりあえず、浮かんだ。

    遡ること一年と八ヶ月前、私はこん
    な夢を見た。
    我が家のブロック塀の内側に白くてフワフワでボールのようなものが四つ。うち二つは野球ボールサイズで、あとの二つはピンポン玉サイズ。
    なにげにその四つを眺めていたら、
    「ミャ〜」
    フワフワのひとつが鳴いた。
    「あんたたちって、猫だったの?」
    途端、目が醒めた。

    同じ日、偶然にしては奇妙なことが起こった。夢に見たのと同じ場所、つまりブロック塀の内側から、
    「ミャ〜」
    …と、痩せた子猫が見え隠れするではないか。黒&白の柄だった。

    逃げまくられて捕まらない。
    「ごはんよ〜」
    仕方なく餌付けからスタートした。
    ほどなく梅雨に入り、子猫はそれっきり姿を消した。

    そうして半年ほど過ぎた頃である。帰宅してビックリ!私の寝室を占拠する見知らぬ猫…。
    猫が侵入するなら一階だ。カラスでもあるまいし二階は無理!
    「あんた、どうやって入ってきたの?」
    「……」
    …ま、いっか。

    ほどなく侵入ルートが判明した。なんと庭のイチョウの木だった。幹を垂直にかけ上がり枝先からバルコニーに飛翔するという、ハラハラドキドキの離れワザだ。

    しかし、どっかで見た黒&白柄…とか思っていたら、ブロック塀に居た子猫である。
    「あんた!戻って来たんだね!」
    「ニャ!」
    夢にかこつけ、猝粥淵燹次豊瓩般症佞韻拭

    以来猝喚瓩肋ー蟲い泙泙望紊り込んで来ては、ごはんを食べて寛いでいく。ところがけっして長居はしない。私の十倍は賢そうな眼を向け、
    「飼われるのなんかまっぴらゴメン」
    とでも言うように立ち去ってしまう。

    「今日ぐらい泊まっていきなよ。台風だよ、ほら雨だって降り出したじゃん!」
    ところがこの夜も猝喚瓩蓮△瓦呂鵑鮨べ終わるとバルコニーに出て、いつものようにしばらく様子をうかがっていたが、嵐の闇にダイブした。

    最近気がついたことがある。猫たちとの暮らしの中で、私が猫たちに教えたのはトイレマナーくらいだろう。
    逆に、猫たちから教えてもらったことはいっぱいある。
    私はまだ、学びたい。