GaRiYa Essay

三匹の仔猫たち Vol.18(通算Vol.309)〜マイ スウィートライフ ウィズ キャッツ〜

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    仔猫の成長って、早いですね。
    「かわい〜」
    と目を細めるだけだった私が、最近では
    「暴れなさんな!」
    「走りなさんな!」
    「早く寝なさ〜い!」
    なんて、怒鳴ったりしてるんですから。
    もちろん、笑ったり感心したり共感したりビックリしたり、時には尊敬したりもしています。


    さて、これは【感心したり】の一例です
    なんと、ゴミにまで命を吹き込みます!
    たとえばテーブルから、レシートを落としたとします、パラリ…
    するとたちどころにその小さな紙切れが、サッカーボールに大変身!
    キック&ラン、キック&ラン…
    なんと、レシートだった紙切れが、仔猫たちのプレイに加わって、もの凄い勢いでとんだりはねたりころがったり!
    そのうち仔猫たちがくたびれると、ボールのほうもくたびれて、もとの紙切れに戻ります。
    次は【笑ったり】の一例です。
    段ボール箱・紙袋・ショッピング袋の共通点と言えば穴ですが、穴と見るや仔猫たちは、しつこいくらいダイブを繰り返します。
    そのうち
    「ニャ〜ニャ〜ニャ〜」
    と、助けを呼ぶ声がして、
    「どうしたの?」
    …見るとビニール袋にグルグルに巻きつかれた仔猫ちゃん。
    持ち手(手さげ部分)のヒモ輪にまで頭を突っ込んだ結果です。
    そして【共感したり】の一例です。
    椅子・テーブル・棚・箪笥・カーテンの共通点と言えば犢發〞ですね。
    そんな犢發〞に囲まれて暮らす仔猫たちは、さながらアルプス登頂に命を賭ける登山家です。
    爪をピッケルにして、そりゃもう一生懸命になって、ひと山ひと山、制覇します。
    ちなみに最初の山は、私でした(涙)
    爪が刺さって痛かったです。それでも一生懸命よじ登って来るものですから、
    「イタ〜ッ…謝謝…ガンバッテ…」
    「イタタ〜ッ…ダンケ…ガンバッテ…」
    「イタタタ〜ッ…メルシー…ガンバッテ…」
    一生懸命な姿に打たれて、ママ猫サプリと応援したものです。


    さて、そんな仔猫たちが居ることで、ゴミの量が2倍ほどに増えて、ゴミの日の夜は、重労働の夜となりました。
    「ヨッコラショォ〜、サプリ行くよ!」
    「にゃ〜!」
    同伴は、ママ猫サプリの仕事です。
    夜道ですから、ついて来てくれるだけでも有り難いのです。ところが、
    「あんたは身軽でいいよね〜」
    「ニャ」
    「私だけ重いのはどうして?」
    「ニャ」
    「不公平じゃない?」
    「ニャ」

    …そこで、帰宅するや
    「ドアを開けて〜」
    と、せがみます。
    「疲れてチカラが出ないよ〜」
    と、甘えます。
    加えてヨロヨロッとヨロけたりも。
    そこでサプリは心を決めます。
    ドアのレバーハンドルを睨みながら、床を蹴ってジャンプします。
    一回目のジャンプ…開きません。
    二回目のジャンプ…開きません。
    「…ニャ…」
    つらそうに私の顔をうかがいますが、
    「ガンバッテ!」
    すがるように励ましてまた、ヨロけます。
    騙されているとも知らず、ジャンプを続けるサプリです。
    三回目…四回目…五回目…六回目…
    このあたりでようやく、ギ〜とドアが開いて、
    「ミャ〜ミャ〜ミャ〜」
    仔猫たちが駆け寄ります。
    母猫も仔猫も、も〜、…超かわいすぎ!